本文へスキップ

名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

十界曼荼羅(じっかいまんだら)

曼荼羅
仏教の教えに基づいて六道四聖界の10界を表現した絵画や図式です。
【十界曼荼羅の種類】
熊野観心十界曼荼羅:生と死を主題に描いた宗教絵画で、地獄の描写が特徴的
浄土変(浄土曼陀羅):地獄・極楽を表現した十界図
日蓮宗の本尊:南無妙法蓮華経の題目を中央に大書し、それを囲んで諸尊や十界の名称を書いたもの。

【十界曼荼羅の特徴】
悟りの世界である仏界・菩薩界声聞界縁覚界と、迷いの世界である人界天上界修羅界餓鬼界畜生界地獄界の様子が描かれている
画面上部に「老いの坂」と呼ばれる人の一生が描かれている
「心」の字を中心にした画面に、仏、菩薩をはじめとする十の世界が描かれている
十界を区画してテーマを描き十界図という図式をつくる
十界や生死の区切りは鳥居によって示されている
十界とは、悟りを得た者と迷える者との全ての境地をいい、四聖道六道からなります。

十界(十法界)は仏・菩薩・縁覚・声聞の四聖と、天・人・阿修羅・畜生・餓鬼・地獄の六道のことで、十界図は六道輪廻の苦界から脱した後、仏を目指す仕組みを図解したものです。
中央から放射状に各界が描かれており、上部に仏界を表す阿弥陀如来坐像、下部に閻魔大王が裁きを下す地獄の世界を描いています。

関連

  • 四聖界(ししょうかい)とは、仏教の「十界」における、迷いのない悟りの境地である4つの世界(声聞・縁覚・菩薩・仏)の総称です。輪廻転生を繰り返す迷いの世界「六道」を超越した、苦しみから解放された聖者の悟りの階級を指します。
  • 十界(じっかい)とは、仏教における迷い(六道)と悟り(四聖)の10の生命状態を分類したものです。地獄界から仏界までの心境は、すべての生命に本来備わっており、刻々と変化するものとされ、各界が互いに10の要素を持つ「十界互具」の法理が基本です。
  • 菩薩界(ぼさつかい)とは、仏教の十界(生命状態の分類)において、自らの悟り(自利)を求めつつ、他者の救済(利他)のために慈悲の実践を行う高い境涯のことです。六道(迷い)を超えた「四聖」の一つであり、慈悲、思いやり、他者への貢献を根本とした心の状態を指します。
  • 声聞界(しょうもんかい)とは、仏の教え(声)を聞いて修行し、部分的な悟り(四諦の理)を得た境涯のことです。十界(じっかい)の第七、四聖(ししょう)の一つであり、煩悩を断じて「阿羅漢(あらかん)」などの聖者となる段階を指します。法華経では二乗(声聞・縁覚)の一つとして扱われます。
  • 縁覚界(えんがくかい)とは、仏教の十界において、自身の周辺で起こる事象(縁)をきっかけに、師匠を持たず独力で無常の理を悟る境涯です。主に「独覚」とも呼ばれ、十二因縁の道理を観じることで部分的な悟りに至る孤高の聖者の世界を指します。
  • 人界(にんがい/じんかい)とは、仏教の「十界」において、人間が住む現実世界、または人間としての生命境涯を指します。苦しみと楽しみが混在し、理性と感情を持つ存在として、地獄から仏に至る10の迷悟の階級のうち、下から5番目に位置する迷いの世界(六道)の一つです。
  • 天上界(てんじょうかい)とは、仏教や神話において、人間界よりも上位にあり、神々や天人が住む清浄で快楽に満ちた高次元の世界です。仏教の「六道(ろくどう)」の一つ(天道)であり、生前の善行の報いとして行く場所とされますが、ここも輪廻転生の一部であるため寿命があり、死を迎えると考えられています。
  • 修羅界(しゅらかい)とは、仏教の十界(精神境涯)の一つで、常に他者と争い、勝とうとする闘争と慢心の生命状態を指します。六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)の一つであり、阿修羅が住むとされる、怒りや嫉妬が渦巻く世界です。
  • 餓鬼界(がきかい)とは、仏教の「六道」の一つで、強烈な欲望や執着によって常に飢えと渇きに苦しむ生命状態のこと。強欲や嫉妬心を持つ者が堕ちるとされ、欲望が満たされず心身が焼かれる苦しみを指す。十界論では、貪り(むさぼり)を本質とし、欲望に支配された現状を指す。
  • 畜生界(ちくしょうかい)とは、仏教の「十界(じっかい)」において、理性が働かず本能や目先の利害だけで行動し、苦悩する愚かな生命状態です。六道の一つで「三悪道」にも数えられ、他を弱肉強食で殺める動物的な「愚痴(癡)」の姿を指します。
  • 地獄界(じごくかい)は、仏教の十界において最も苦しみが激しく、怒りや恨み、飢えに縛られた最低の境涯です。死後に生れる世界とされる一方、生きている間の「怒りや苦悩で身動きが取れない精神状態」も指します。類語には、奈落、地獄道、三悪道(地獄・餓鬼・畜生)などがあります。
  • 両部曼荼羅別尊曼荼羅星曼荼羅唯識曼荼羅 | 十二宮七曜・九曜二十八宿
  • 清澄寺・千葉県
  • 誕生寺・千葉県