本文へスキップ

名所めぐりは過去に行ったことのある土地の紹介です。

どこへ行ったのか忘れてしまうので独遊庵の名所めぐり

法相宗ほうそうしゅう

法相宗(ほっそうしゅう)は、奈良時代に中国から伝わった日本現存最古の仏教宗派(南都六宗)の一つで、全ては認識する「心」が作り出しているという「唯識(ゆいしき)思想」を根本とする哲学・学問的な宗派です。信徒の教化や独自の葬儀を主とせず、深層意識の研究など学問的な性格が強いのが特徴です。

唯識(ゆいしき)
この世に存在するすべての現象は、自分自身の「識(こころ、深層意識)」が作り出したものであるとする思想です。自分の心が認識している世界が、その人にとっての世界である(人人唯識)という考え方です。
●開祖
インドの弥勒菩薩、無着、世親らに始まり、護法らによって発展した唯識教学を、玄奘三蔵(三蔵法師)が唐に持ち帰り、弟子の慈恩大師(基)が宗派として開創しました。
日本へは653年に入唐した道昭が帰国し、日本に法相宗を伝え、飛鳥法興寺で広めたのが始まりです。
●本尊
唯識曼荼羅(ゆいしきまんだら)弥勒菩薩(みろくぼさつ)などと言われますが、特定のものはありません
●本山:薬師寺興福寺

長い時間をかけ、段階を経て修行を行なうことで成仏に至ると考える。
また、念仏や題目を唱える、坐禅を行なうなど、ひとつの行だけに専念するのではなく、様々な行を推奨する。
遣唐使の僧により日本に伝えられる。

インドの思想:法相宗の原点はインドの唯識学派(瑜伽行派)の教えにあり、弥勒菩薩に始まり、無著・世親(伐蘇畔度)菩薩らによって大成されました。

関連

  • 道昭(どうしょう、道紹や道照とも、舒明天皇元年(629年)- 文武天皇4年3月10日(700年4月3日))飛鳥時代、遣唐留学僧として日本から唐に渡った僧侶のなかに道昭がいる。 中国の小説『西遊記』の主人公、三蔵法師のモデルとなった玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)(602~664年)に学んで多くの経典を持ち帰り、日本仏教の形成に貢献した。
  • 清水寺